子どもなのにフケが出る？そう思っている方は認識不足。子どもでももちろんフケは出ますし、ちょっとしたことでも体の調子を崩しやすい子どもはフケもできやすいのです。
そこで、ここでは子どものフケが出る原因と正しい対処法についてご紹介していきます。子どもだからといって軽く見てはいけません。
子どものフケが出る原因は乾燥しやすいから？
子どもの頭皮の特徴として、大人よりも頭皮が乾燥しやすいことが挙げられます。これは皮脂が少ないこともあり、皮脂が多くなる小学生から中学生までの時期は頭皮が乾燥しやすい状態です。
フケの原因は大きく分けて乾性フケと脂性フケの２つがあります。子どものフケができる原因として多いのは乾性フケですが、脂性フケの子どももいるので、自分の子どもがどのタイプかを判断する必要があります。
①頭皮が乾燥しているタイプ
子供のフケの原因として一番多いのが頭皮が乾燥しているタイプの乾燥フケ。原因としては体質に合わないもの、刺激の強いシャンプーを使っていると乾燥フケになりやすいです。
②皮脂の量が多い脂性フケタイプ
頭皮が乾燥しやすい子どもですが、ストレスやホルモンバランスの崩れから皮脂の分泌が多いのがこのタイプ。皮脂の分泌が多くなくても頭をしっかり洗えていないと皮脂が溜まり脂性フケが出やすくなります。
③脂漏性皮膚炎タイプ
私達の皮膚に常に存在している常在菌。この常在菌のバランスが崩れて脂漏性皮膚炎になり、フケが多くなることがあります。常在菌の一つであるマラセチア菌が増えると脂漏性皮膚炎になりやすいので注意が必要です。
④食生活の乱れからくるタイプ
頭皮が乾燥しやすい子どもでも、脂っぽい食事をしていると脂性フケの原因となります。お菓子やファーストフードなどは脂分も多くなるので、ビタミンやミネラルも同時に摂取することが大切です。
正しい対処法とは
先に子どもの頭皮は乾燥しやすいとお伝えしましたが、フケを気にするあまりシャンプーしすぎになる傾向があります。子どもの頭皮はとてもデリケートなので力を入れずに優しく洗うようにしましょう。
また、刺激の強いシャンプーを使っている場合はアミノ酸系のシャンプーを選ぶようにしましょう。ボディーシャンプーは洗浄力が強いので、ボディーシャンプーでは髪を洗わないように。シャンプーを変えるだけでかなり改善されることと思います。
基本的に乾性フケの原因は頭の洗い過ぎや刺激の強いシャンプーの使用。脂性フケの原因の多くは中途半端なシャンプーや食生活の乱れです。
子どもはまだ成長段階なのでちょっとしたストレスや睡眠不足など生活習慣の乱れでもフケの原因となることがありえます。生活の乱れから手効力が弱まることもフケの原因となるので規則正しい食生活、生活習慣を送ることはとても重要になってきます。
まとめ
いろんなフケ対策をご紹介してきましたが、シャンプーを止めるというのも一つの対処法としてお伝えしておきます。子どもの頭皮は刺激に弱く、お湯で洗うだけでも十分だとも言えるのです。
子どもの頭皮にはできるだけ低刺激で。皮膚科の先生にすすめられたこともあるシャンプー「メリット」も使ってみることをおすすめします。
