2018年のインフルエンザ予防接種はいつからか?今年の予防接種は早いところだと10月はじめ頃から始まります。いつ受ければいいのかというと、もちろん早いにこしたことはありませんが、遅い場合でも11月が終わるまでには予防接種を受けましょう。
インフルエンザの流行期間は症状の重いA型が12月から1月頃。比較的症状の軽いB型が2月から3月頃だとされています。インフルエンザ予防接種一回で約5ヶ月間もちます。ですので10月に受けておけば症状が深刻化しやすいA型の流行期間を安心して過ごすことがでるでしょう。
インフルエンザの種類について
インフルエンザにはA型、B型、C型の3種類あり、それぞれ症状も違ってきます。
もっとも深刻化しやすいインフルエンザA型は流行期間が12月から1月、38度以上の発熱があり頭痛や悪寒、筋肉痛や倦怠感が現れることが多く、完治まで一週間前後かかります。
A型の次に重いのがインフルエンザB型。2月から3月頃に流行しますが平熱、微熱のことが多く下痢や嘔吐の症状が見られます。完治までは一週間から10日ほどと長めで、完治したと思い油断する方が多くいらっしゃいますので気をつける必要があります。
インフルエンザC型は流行期間は一年中。B型と同じく平熱や微熱のことが多く鼻水、くしゃみ、咳など風邪と似た症状で素人で判断することは難しいです。保育園へ通うくらいの子供がかかることがほとんどで、一生の内に一回しかかかることはないので、あまり知られていない型でもありますね。
かかる費用について
インフルエンザの予防接種は13歳未満の子供なら2回受けることが推奨されています。2回受ける場合は一回目から4週間ほど期間をおきます。すぐに効果がでてくるものではありませんので、なるべく早めに予防接種を受けることが大切です。
費用についてはそれぞれの地域、病院や市町村の仕組みにもよるところがあるのでなんとも言えませんが、安いところだと千円ほど。高いところでは七千円近くするところもあるそう。大人でだいたい四千円程度。子供の場合で三千円ほどと考えておくといいでしょう。二回目の予防接種の料金や安く設定しているところがほとんどだと思います。
また、インフルエンザ予防接種の効果についてのデータもご紹介しておきます。大人の場合ですと予防接種一回で64%の予防効果が。二回の予防接種で94%もの効果が期待できるそうですからなるべく二回、子供の場合は一回では効果も現れにくいのでぜひとも二回の予防接種を受けさせてあげてください。
予防接種の本当の目的、本来の目的とは
予防接種を受けたからといって100%インフルエンザにかからないというわけではありません。インフルエンザ予防接種の本当の目的、本来の目的はインフルエンザにかかったときに重症化するのを予防するという大きな目的があります。
よく、予防接種を受けたのに意味がなかったと嘆く方がいらっしゃいますが、実はそうではありません。もしも、予防接種を受けてなかったら重症化して大変なことになっていたかもしれないのです。そう考えるようにしないと予防接種を止めてしまうということにもなりかねませんので、この点だけは注意してほしいと思います。
注意点といえば、インフルエンザ予防接種後の運動や飲酒、当日のお風呂などについてです。お風呂に入ることは基本的にOKですが、当日は激しい運動は避けたほうが無難です。飲酒については深酒をしなければ問題ないでしょう。
まとめ
最後のほうでお伝えしたようにこれで100%予防できるというわけではありません。インフルエンザの感染経路などを勉強し、日々の暮らし方でも予防となるような行動を取るべきです。
手洗いうがいをきちんとし、インフルエンザ予防に効果的な栄養素であるタンパク質、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンDや乳酸菌をバランスよく摂るようにしてください。