フリーターの方々、特に少ない収入で生活している方は税金のことで不安をいだいている方が少なくないかと思います。ネットでフリーターの税金はいくら?税金の払い方?税金の計算など、フリーター税金関連のキーワードがYahoo検索結果に出てくるのはその証拠。
ここでは、フリーターの税金がいくらなのか?払えない場合にどうすればいいのか?をお伝えしながらフリーターの税金について不安を持たれている方々の心配をなくしていこうと思います。
フリーターの税金はいくら?
では、実際にフリーターが払う税金がいくらかについてご紹介します。
所得税
・所得金額が103万円未満なら所得税は無し。
・所得金額103万~130万円なら13,500円
・所得金額130万円以上なら19,000円
※大雑把にみた金額として
住民税
・前年所得103万円以下なら10,000円まで。
・前年所得103万~130万円なら37,000円
・前年所得130万円以上なら48,000円
※大雑把にみた金額として
国民健康保険
自治体により国民健康保険の金額はかわります。
・所得130万以下なら無し。
・所得130万~141万円なら71,000円
・所得141万以上は82,000円
※大雑把にみた金額として
国民年金
20歳以上なら必ず支払うのが国民年金。一ヶ月あたりの保険料は16,340円(平成30年度)ですが、年収103万円以下なら市町村役所や税務署で申請することで減額してもらえます。将来もらえるはずの年金額を考え申請するようにしてください。
払えない時は?
決まった仕事がない、掛け持ちをしているという方も多いフリーターという職業。フリーターは不安定な形といっても過言ではありませんので、税金を払えなかった場合についてもしっかりと考えておく必要があるでしょう。
自分の年収が少なく、減税や免除を求めるために事前にしておくことが市町村役所での手続きです。税金は前年の収入金額によって決まるので、自分の年収や所得はきちんと把握しておきましょう。
大きな病気や手術、怪我や突然の入院などがあったとしても税金は容赦なく請求されます。市町村役所に後から相談したとしても減税などは期待できず、せいぜい分割にしてもらうということになりますので、突然のリスクに対しては早め早めの対応が求められます。
フリーターの税金に関する心配事
フリーターの税金関連の心配事として多いのが、自分がいくら払えばいいのかという心配ではないでしょうか。バイト先が社会保険に加入していない場合などは自分で支払わなくてはなりませんが、それら心配事にしっかりと対処するために自分の収入は把握しておきましょう。
自分の税金額を知らなくて、支払えない場合でもカードローンやキャッシングで対処することもできます。金利などでイメージの悪いローン・キャッシングですが、支払う金額や支払う期間によっては滞納金を支払うよりも安くすることが可能です。
その他にもさまざまな心配事が考えられますが、将来のためにも可能な限り支払うようにしていきましょう。
まとめ
フリーターの税金については世間一般には分かりにくいところも多く、不安を持たれている方が多いのが現状です。しかし、支払えない場合の対処法はいくらでもあり、市町村の役所で気軽に相談することができます。
後ろめたい気持ちを持たないためにも、少しでも不安に思うことがあれば気軽に役所で相談されてみてください。きっといい解決策が見つかるはずですからね。