こむら返りというのは筋肉が収縮してつってしまうこと。
ふくらはぎに起こりやすいものですが、
首や肩など他の部分でも起こることはあります。
子供よりも大人。男性よりも女性に起こりやすく
寝ているときでも起きているときでも起こるもの。
病気によって起こることもあるこむら返りですが、
その原因と正しい対策についてご紹介していきます。
こむら返りの原因
こむら返りの原因については大きく分けて4つの
原因を上げることができます。
・病気によるもの
・ミネラル分の不足
・運動不足
・筋肉疲労
病気によるものとしては肝硬変や腎臓病。糖尿病や
動脈硬化など筋肉に関係するあらゆる病気がきっかけで
起こるもので妊娠中にもなりやすいと言われています。
妊娠中になりやすいのは赤ちゃんに栄養が行くことで
ミネラル不足になりやすくこむら返りを起こしてしまうから。
カルシウム不足にマグネシウム不足が重なると
さらにこむら返りを起こしやすくなります。
人は運動不足でいると、普段使っていない筋肉が
急に高ぶり、こむら返りを発症することがあります。
普段あまり運動をしないことが元で筋肉が痛みやすかったり
ちょっとした衝撃にも反応しやすくなるのです。
逆に過度の運動や汗をかきすぎた時にもこむら返りは起きます。
筋肉に必要なミネラルなどの電解質が不足して
足がつってしまうのです。
こむら返りの対策
こむら返りを起こしやすいのは足。特にふくらはぎが
一番起こりやすい傾向がみられます。
ふくらはぎがこむら返りを起こしてしまう原因には
いくつかあげられるのですが主な原因としては
運動不足と運動のしすぎ。
これに栄養不足など食事の偏りも関係してくるので
多面的な見方から対策していく必要があります。
対策としてまず考えられるのが食事による予防です。
人間の身体は食事で食べたものからできています。
ですから、毎日の食事を変えることで十分な効果を
得られることもあります。
各栄養素をまんべんなく多種類の品目を摂取。
得に和食メニューはいいそうです。
野菜中心の食事を心がけ、高タンパク低カロリーの
食事メニューを心がけるといいでしょう。
人間、歳を重ねてくると運動する機会も少なくなります。
車を使わずにいられるなら歩いて移動。
エレベーターではなく階段を使う。
朝か夕方に散歩を取り入れるなどちょっとした
努力で運動不足は解消することができます。
特にふくらはぎに負荷がかかる運動をすると効果的でしょう。
ある程度こむら返りが起きるシチュエーションが
わかっているという場合はテーピングで予防する
という方法もあります。
まとめ
こむら返りを起こさないための対策をご紹介しましたが、
食事との関係性が一番大きなウェイトを占めています。
食事を変えることが困難な場合はサプリメントで補給する
という方法でも十分対策することができますが、
こむら返りを起こしやすい裏に病気が隠れている
ということもありえます。
動脈硬化や糖尿病などの場合は、そのような生活習慣病を
治すことからはじめてみてください。